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「椎川文貴」に関する雑記【私の少年/高野ひと深】

先日「私の少年」という漫画を読んだので内容を整理することにした。今回は「椎川文貴」について書いていく。

※「私の少年」第2巻までのネタバレが含まれる。

椎川文貴と多和田聡子の関係

椎川文貴は多和田聡子が大学時代に付き合った所謂「元カレ」にあたる。現在は椎川文貴は偶然にも多和田聡子と同じ職場で働いている。職場においても「聡子」と呼び捨てにしタメ口で会話するなど、馴れ馴れしく絡んでくるため多和田聡子は同僚に対して恋愛関係を否定する羽目になっている。

過去を引きずる2人

第1話にて椎川文貴が現在「夏海」という婚約者がいることが語られている。しかしながら彼は未だに多和田聡子に対する干渉を続けている。そんな彼の態度に多和田聡子は真意を測りかねている。実際のところ2人は互いをどう思っているのか。

多和田聡子の思い

第1話にて多和田聡子は椎川文貴のことを「もともとほんとに好きじゃなかったんだと思う」「未練はない」と思っていた。しかしながら、夏海と対面した際に自身が過去を引きずっており、彼はそうではなかったことを知って自身が孤独を感じていることに気付くことになった。

椎川文貴の思い

第1話にて別れを切り出したのは椎川文貴の方からだったことが語られている。一方で彼もまた過去を引きずっているような節がある。彼の未練が明確になったのは第5話である。

第5話は以下のような展開である。

  • 2人が付き合っている当初、多和田聡子は椎川文貴からプレゼントされたストラップをつけていなかった。つけなかった理由は「つけると(携帯が)重いから」。
  • 現在、多和田聡子は早見真修からもらったストラップをつけている。
  • 会社に置き忘れた携帯を椎川文貴が届けに駅前に行く。
  • 駅前で椎川文貴は早見真修と初めて出会う。
  • 椎川文貴は多和田聡子が居ない隙を見て早見真修にフットサルの指導を提案する。

※早見真修は多和田聡子の家の近所に住む小学6年生であり、「私の少年」の「少年」である。

椎川文貴は多和田聡子に言われた「重くなるじゃん」という言葉を思い出しながら「重いのは確かにやだよなあ」と語っている。このシーンを踏まえると彼が別れを告げたのは多和田聡子が自分に興味がないことに気付いたからではないか、そして彼が多和田聡子に干渉し続けているのは彼女に対する未練からではないか、という推測がされる。

また、椎川文貴はおそらく早見真修が多和田聡子に影響を与えていることを察している節がある。フットサルの指導を提案したのは2人の間に割って入るためであったと思われるし、第9話にて多和田聡子と早見真修の関係に対していささか感情的な物言いをしており、自分が変えることができなかった多和田聡子を変えた早見真修に嫉妬しているのではないかと思われる。

椎川文貴は過去のしがらみと婚約者の存在から真意を多和田聡子に伝えていない節がある。そんな中で3巻以降どのような動きを見せてくるのか個人的に注目どころである。



以下は公式サイト、紹介動画、Kindleへのリンクである。

公式サイト

高野ひと深「私の少年」特設サイト|株式会社双葉社高野ひと深「私の少年」特設サイト|株式会社双葉社

紹介動画

Kindle

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))